生き生きと音楽するための理論を学ぶ最良の道は、音楽を楽しみながら知識を身につけること──本書にはこのような執筆者たちの願いがこめられています。「歌って動いてつくってわかる」、つまり身体を通して、音を通して、創意工夫しながら学ぶことができる、とても斬新な音楽理論のテキストです。身体からあふれ出す音、声になって行き交う音、楽器を通して響き合う音…音・音楽を共有する喜びを味わいながら、「おんがくのしくみ」を身に付けることを目指しています。

今川恭子（監修）志民一成・木村充子（編著）
石川眞佐江・小畑千尋・国府華子・古山典子・斉木美紀子・早川倫子・村上康子
発行所：教育芸術社
発行年：2008年6月
定　価：1890円